ビートルズ「オール・マイ・ラビング」

ビートルズの数ある曲のなかでも人気なのが「All My Loving」。
初期の代表的なナンバーだ。

人気の秘密を考えてみると、当たり前の事だがメロディーが良い。

そしてメロディーに対するコード進行。これが、すっかりジャズ理論に則った進行。

当時はまだまだブルース進行が中心だったはずなので（初期のプレスリー等）、斬新だったに違いない。
それもⅡ度マイナーから始まる曲はそんなに無かったであろう。
今でこそ全然珍しくないが、トニック以外からスタートというのは当時のロックの世界では未知の世界。

そして、やっぱりコーラスのハーモニー。
ポール・マッカートニーの高音部分が重なってくるところなんか今でもゾクゾクする。

やっぱりビートルズはハーモニーが命。
初期の曲はシンプルな分、よけいに重要度が増す。

当時はバンドがまだそんなに認識されていなかった時代。
チャック・ベリー、クリフ・リチャード、エルビス・プレスリーにしろソロ・アーティスト名義。
その時代にバンドサウンドを確立したビートルズは先駆的だったに違いない。
　

～ひと押しして頂ければ有難く存じます～


色んな要素が絡まってヒットすべくしてヒットした曲。
（もちろんビートルズのスター性・レコード会社の戦略の成功が大きいだろうが）

当店の常連様でジャージーなスローバージョンでこの曲を歌っている人がいます。
　（これが、とってもいい味）
名曲はアレンジしがいがありますね。
　（ビートルズのカバーアルバムも一杯ありますね）

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